電話・メール・LINE対応があなたの評価を決める

医療機関や介護施設に勤めていると、社内PHSや携帯電話だけでなく、メールやLINEといったツールでも社内外の方とやり取りをすることが多い。

そのやり取りの中で、次のような不快な対応を経験することが少なくない。

  1. 相手が名乗らず、いきなり本題に入る
  2. 態度が高圧的、あるいはぞんざいである
  3. 忙しさや状況を無視して、一方的に話やメッセージを続ける

電話・メール・LINEにおいて、態度が悪い、偉そう、名前を名乗らない、配慮がない・・・

そんな対応をする医療・介護関係者は実際に多い。

特に、医師・看護師・理学療法士・薬剤師といった専門職の対応の悪さは目立つ。

自分より立場が下だと判断した相手に、冷たい態度を取ることも珍しくない。

「たかが一本の電話や一通のメール、LINEで何が問題なんだ?」と思う人もいるだろう。

だが、それは決して小さな問題ではない。

実は、電話・メール・LINEといった一つひとつのやり取りから、セルフ・マーケティングは始まっている。

どれだけ技術や知識を持っていても、
どれだけ学歴や資格が立派でも、
たった一本の電話、たった一通のメールやLINEがぞんざいであれば、社内外での評価は下がり、潜在的な顧客や信頼を失ってしまう。

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・看護師・医師が、自身の活躍の場を広げ、処遇を高めたいのであれば、セルフマーケティングを意識し、自分の価値を社内外に「買ってもらう」必要がある。

しかし、どれほど努力していても、態度の悪い電話一本、乱雑なメール一通、無礼なLINE一件で、その努力は水の泡になる。

基本的なやり取りすら丁寧にできない人間に、チーム医療やチーム介護、さらには地域包括ケアを担えるはずがない。

たかが一本のやり取り。

されど一本のやり取り。

この積み重ねが、あなたの評価と未来を大きく左右するのである。

筆者
高木綾一

理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
三学会合同呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
国家資格キャリアコンサルタント
株式会社Work Shift代表取締役
関西医療大学 保健医療学部 客員准教授

医療・介護分野の経営戦略や人材育成に精通し、年間100回以上の講演を実施。
医療機関や介護事業所の経営支援を通じて、組織の成長と発展をサポートする。
著書には 「リハビリ職種のキャリア・デザイン」 や 「リハビリ職種のマネジメント」 があり、リハビリ職種のキャリア形成やマネジメントの実践的な知識を提供している。
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