高齢者のリハビリテーションの現場では、ADL動作の改善が求められる。
しかし、実はADLは出来ているか?出来ていないか?だけでなく、どのような動作をしているのか?を評価することが重要なのである。
例えば、立ち上がり動作が困難になっている利用者がいたとする。
筋力トレーニングや関節可動域練習により立ち上がりが徐々に出来るようになり、自立したとする。
この場合、確かに「立ち上がり動作は出来た」という評価になる。
しかし、立ち上がり動作できるようになったが、立ち上がる際に片側の膝関節が内反し、膝関節内側裂隙に疼痛が生じていた場合、自立は出来ているが、著しく質の悪い自立といえる。
動作が自立していても
疼痛がある
疲労が生じる
努力が必要である
再現性がない
などが生じているなら、その自立は質の低いものである。
ADL動作の質を評価することが出来れば、リハビリテーションの展開に幅が出てくる。
投稿者
高木綾一

株式会社WorkShift 代表取締役
国家資格キャリアコンサルタント
リハビリテーション部門コンサルタント
医療・介護コンサルタント
理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)(脳卒中)
呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
関西医療大学保健医療学部 客員准教授

コメント