本日、2025年11月26日(水)、和歌山県で訪問看護事業を展開されている会社様にて、マーケティングに関する研修を担当させていただきました。
テーマは「インターナル」「インタラクティブ」「エクスターナル」という3つのマーケティング視点です。医療・介護分野では、営業や広報だけでなく、組織内部の取り組みや利用者との関わり方そのものが大きな価値を生み出します。
その原則を、事例や具体的な実践方法を交えてお伝えしました。
まずインターナルマーケティングでは、職員が自社の価値を理解し、誇りを持って働ける環境づくりの重要性をお話ししました。
理念や方向性が共有されていなければ、どれだけ外部に情報発信しても価値は伝わりません。
続いてインタラクティブマーケティングでは、訪問場面でのコミュニケーションや専門職としての振る舞いが、そのままサービス品質として地域に評価される点を解説しました。
最後のエクスターナルマーケティングでは、地域連携、紹介元との信頼関係、デジタル活用による発信など、外向きの取り組みについて整理しました。
研修の後半では、参加者の皆様に「自事業所のあるべき姿」をテーマにワークを行っていただきました。
現状の強みや課題、理想のサービス像について活発に意見が出され、グループごとに深い議論が展開されていました。
皆様が真剣に、そして楽しそうに考えを言語化している姿を見て、私自身とても刺激を受けました。
特に印象に残ったのは、受講生お一人おひとりの姿勢の素晴らしさです。
講義中もメモを取りながら頷き、質問や意見交換にも積極的に参加されていました。
その能動的な態度から「伸びる会社はこういう組織なのだ」と改めて感じました。
学ぶ姿勢が整っている組織は、必ずサービスの質が向上し、地域から選ばれる存在になります。
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今回の内容が、今後の事業所運営や地域への価値提供に少しでも役立てば嬉しく思います。
筆者
高木綾一

理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
三学会合同呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
国家資格キャリアコンサルタント
株式会社Work Shift代表取締役
関西医療大学 保健医療学部 客員准教授
医療・介護分野の経営戦略や人材育成に精通し、年間100回以上の講演を実施。
医療機関や介護事業所の経営支援を通じて、組織の成長と発展をサポートする。
著書には 「リハビリ職種のキャリア・デザイン」 や 「リハビリ職種のマネジメント」 があり、リハビリ職種のキャリア形成やマネジメントの実践的な知識を提供している。
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