情報共有が信頼を生む~リハビリ職種が支えるケアマネジャーとのチーム連携~

これまでも「連携」という言葉は、医療現場や在宅現場で数十年にわたり使われ続けてきました。

しかし、長い年月が経った今でも、この「連携」は依然として現場の大きな課題の一つです。

今回は、その中でも特にケアマネジャーとの連携に焦点を当てて解説していきます。

私自身、これまで多くの場面で「連携」についてお話ししてきましたが、常にお伝えしているのは——まず相手の職種や仕事を理解することから始めるということです。

では、なぜ相手の仕事を理解することが大切なのでしょうか。

れは、自分の強みをどのように活かせるか、そして相手が何に困っているのかが見えてくるからです。

この2つを把握できることで、真の意味での「連携」が生まれていきます。

ケアマネジャーは、基本的に対象者に関する最も多くの情報を持つ存在です。

なぜなら、対象者に関わる各サービス事業所からの情報が、すべてケアマネジャーに集約される仕組みになっているからです。

この点において、リハビリ職種は非常に重要な役割を担っています。

なぜなら、訪問リハビリでは週1〜数回、40〜60分という比較的長い時間をかけて、対象者と1対1で関わることができるからです。

そのため、対象者の身体状況や生活の変化、家族の思いなど、現場でしか得られない貴重な情報を多く持っています。

だからこそ、リハビリ職種が現場で得た情報をケアマネジャーに共有することは非常に大切です。

ケアマネジャーはその情報をもとにご家族と相談し、今後の支援方針やサービス内容を検討していきます。

また、情報がしっかり届くことで、「自分たちをよく見てくれている」「きちんと考えてもらえている」とご家族が安心感を持つことにもつながります。

つまり、情報提供はケアマネジャーにとっても助けになり、チーム全体の信頼関係を強化する鍵となるのです。

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投稿者

小池 隆二
株式会社OneMoreShip 代表取締役
在宅リハビリテーション&ケアスクール 講師
理学療法士
株式会社OneMoreShip 代表取締役
医療法人OneMoreShip 理事
在宅医療・地域医療・地域リハビリテーションの現場に深く根ざし、実践を重ねる理学療法士。
医療法人と株式会社の両軸で、医療と介護の両事業を経営する数少ないプレイヤーとして、制度の狭間にある課題解決に挑む。

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