キャリアに悩む医療・介護職が見落としがちな「有限の資源」の話

筆者はキャリアカウンセリングを生業の一つとしている。

最近、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護師の方からのキャリアカウンセリングの依頼が多い。

それだけ、仕事や人生に迷っている人が多いということだろう。

悩みの種類はいろいろであるが、仕事や人生に深く悩んでいる人には共通点が認められる。

それは、有限の資源が少ないことである。

人がどれほどの有限の資源をもっているかどうか?で人生は大きく決定をされると言っても過言ではない。

有限の資源とは
物的資源・・お金・機械
人的能力資源・・身体機能・知的能力・経験・知識・性格
人的関係資源・・人脈・名声・社会的信用
情報資源・・書籍・新聞・インターネット・AI
などである(図1)。


図1 キャリアに活かせる有限の資源

これらの資源を多く持てば持つほど、人生における選択肢が増え、選択肢が狭い中で人生に苦境する可能性は少なくなる。

よって、常に自身の資源を総点検することが重要である。

資源が少なければ、その資源が増えるように努力をすることが重要である。

人間は他の動物と違って、自分自身の有限の資源を増やす能力がある。

つまり、努力次第で有限の資源を確保することができるのだ。

有限の資源を作る努力をせずに、仕事がほしい、好きなことがしたいと言っている人は、永遠にその希望はかなわない。

あなたは自分自身の有限の資源がどれほどあるか?を認識しているだろうか。

有限の資源の総点検をすることをお薦めしたい。

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筆者
高木綾一

理学療法士
認定理学療法士(管理・運営)
三学会合同呼吸療法認定士
修士(学術/MA)(経営管理学/MBA)
国家資格キャリアコンサルタント
株式会社Work Shift代表取締役
関西医療大学 保健医療学部 客員准教授

医療・介護分野の経営戦略や人材育成に精通し、年間100回以上の講演を実施。
医療機関や介護事業所の経営支援を通じて、組織の成長と発展をサポートする。
著書には 「リハビリ職種のキャリア・デザイン」 や 「リハビリ職種のマネジメント」 があり、リハビリ職種のキャリア形成やマネジメントの実践的な知識を提供している。
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