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「ただ働き」「過度なダイエット」… アイドル元メンバーの女性、芸能会社の『ブラック企業』ぶりを告発

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女性アイドルグループの元メンバーらが所属会社を相手取った民事訴訟では、会社側が約2年間にわたって原告らに賃金を支払わなかったり、過度なダイエットを強いられたりする「ブラック」企業ぶりが告発された。

女性らは、たとえグループを辞めても契約から7年間は芸能活動もできないと言われたとも告白。芸能界における雇用実態について解明が求められそうだ。

「今思えばただ働きだった。すごい怖いなと思った」。東京地裁にある記者室。11月14日、提訴を終えて記者会見を開いた原告の一人で10代の女性は静かに語った。

記者会見に臨む原告女性の一人=東京地裁

女性の口から出たのは、所属する芸能プロダクション会社「デートピア」(大西輝門社長)からのひどい扱いぶりだった。

原告の女性4人は、7人組のアイドルグループとして活動し、CDもシングル2枚、アルバム1枚を出した。契約は2015年7月から始まり、月額3万8000円が支払われる約束だった。

ところが、彼女たちがグループを辞めるまで、一切支払われなかったという。

「売れれば給料を支払う」。当初、原告たちは会社側からこう説明されたという。だが、いくら活動しても一向に支払われない現状に彼女たちは不安を抱いた。「どれだけ頑張ったら支払われるのでしょうか」。ある時、原告の女性が思い切ってマネージャーに尋ねたが、明確な返答はなかったという。

芸能活動をするにあたり、彼女たちはボイストレーニングなどのレッスンを受けていた。訴状によると、会社側との契約書の一つに、レッスン費用は月3万8000円で、「報酬より天引く」と書かれているという。彼女たちの月額賃金と同額で、会社側は、賃金未払いの「根拠」と主張する可能性がある。

だが、会見に同席した原告側代理人の河西邦剛弁護士はこう指摘した。「売り上げが生じたら歩合によって彼女たちにお金を支払うという規定も(契約書に)ある。だが、メンバーに支給された対価は一切なかった」。こうした賃金とレッスン代との「相殺」について、原告らは会社側との間で書面による合意がなかったとして無効と主張する。

河西邦剛弁護士

賃金以外に支払われたのは交通費の一部で、原告らは多くの自己負担を強いられたという。会見に臨んだ女性の場合、当時は地方に住んでおり、芸能活動の際には月に4回ほど、夜行バスで9時間かけて上京。交通費など1回あたり1万8000円かかったという。

活動に必要な衣装についても、最初にTシャツと靴を支給されただけで、残りは自前だったという。「ライブを重ねるにつれて、衣装なども自分たちで考えた。自己プロデュースみたいな感じだった」。そう女性は振り返った。飲食店やアパレル関係の店でアルバイトをして生活費を稼いだという。

会見に出席できなかったほかの3人の原告女性の「手記」も読み上げられた。そのうちの一人は、無理なダイエットを強いられ、ライブ当日に自宅で倒れたことを明かした。

強化レッスンで無理なダイエットを強いられ、162センチで当時48キロだった私は、2週間後の次の強化レッスンまでに43キロに減らす課題を出されました。

毎日のレッスンで10人以上いる前で体重計に乗せられ、現在の体重を言わされました。達成できなかった時は、他のレッスン生が見ている前で厳しく叱られました。

3日ほど何も口にせず、ライブの朝、私は栄養失調で家で倒れてしまい、それから起き上がれず、ライブを休む羽目になった日もありました。

原告の女性らの「手記」のコピー。ある女性は過酷なダイエットを会社から求められたなどと訴えている

原告らが会社側と交わした契約は書面上、2020年までの5年間となっているという。契約終了後も2年間は別の会社での芸能活動をすることを禁ずるともされている。

女性は今後も新たに芸能活動を始めたい意向を持っているが、「事務所を辞めてもっと違うステージに立つ活動をしたいと思った時に、5年とか7年とかの契約があって、事務所からその間は『絶対に芸能活動をしてはいけない』と強く言われているので、どうしたらいいのだろうと…」と話した。

これについて、河西弁護士は「今回のは労務契約であり、賃金が支払われていない以上、債務不履行による契約解除ができる」と主張に自信をみせた。

原告らが所属していたグループは、彼女たちの代わりに新たなメンバーを起用して活動を続けているという。「卒業」ライブで、「ファンに『長い間ありがとう』とだけしか言えなかったのがつらかった」と彼女は明かした。

今後も芸能活動を続けていきたいという思いを持っていたが、マネージャーから厳しく口止めされたという。女性はファンへの思いをこう語った。

「ファンの方には本当に応援していただいたのに、急に辞めるということになってしまって、何があったのかわからなかったと思う。応援してくれていたのに申し訳ない思いだった」

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Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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