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「セックスをオープンに語ろう」メッセージをTシャツに縫い込んだクリエイティブ集団の思い

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セックスをしているカップルの刺繡がついたTシャツが話題だ。インスタグラムを中心に若者の間で人気を呼び、現在Tシャツ以外の商品も含めて5万点以上が売れている。

このTシャツを作っているのが、カルネボレンテ。異なるバックグラウンドの4人から構成されるパリ発のアート集団で、2014年から活動を開始した。「カルネボレンテ」は1987年に発表されたイタリアのポルノ映画のタイトル。

Tシャツには「セックスをオープンに語ろう」との思いが込められているという。なぜ彼らはそのシンプルなメッセージをファッションで訴えかけているのか、その思いをメンバーに聞いた。

——「カルネボレンテ」は、なぜできたのですか?

私たち4人はもともとバラバラに仲が良かったんですが、全員が知り合ってからすぐに意気投合し、一緒に何かやりたいと話し合うようになりました。

カルネボレンテに参加している4人はファッションに興味があったものの、専門家ではありませんでした。全員が異なるバックグラウンドを持っています。

営業やビジネスはヒジリ、イラストはアゴストン、ディレクションやグラフィックはセオドア、そしてデザインはフェリックスがそれぞれ担当しています。

「セックスをオープンに語る」という目的があったので、それを果たすことができたら、手段や表現方法を選びません。今回はファッションを媒体とすることが一番効果的だと思いました。

——ファッションは様々ありますが、最初にTシャツを選んだのはなぜでしょう。

Tシャツは、着る人を選ばないからです。性別も選ばないし、その人がファッションに興味があってもなくてもTシャツは多くの人が着ますよね。

それでも、シンプルな白Tシャツにブルーのデニムを履くことで、最高のおしゃれができる。まるで、ジェームズ・ディーンみたいに。

最初に何を作るか、4人で相談した時、あまり揉めずにTシャツに決まりました。あたかも、最初から決まっていたかのようでした。おばあちゃんが作るような刺繍と「セックス」というテーマを掛け合わせるアイディアも気に入ってました。

——Tシャツにセックス刺繍をつけて何を訴えたかったのでしょうか。

セックスに対してオープンになる大切さを伝えたかったのです。巷であふれるセックスに対する「偏見」を払拭し、よりシンプルでポジティブなイメージを作りたかったのです。

——どういうことでしょう?

性は、食事やファッションを除けば、人間が共通して関心を持つ数少ないトピックですが、なかなか語られない「タブー」でもあります。性について話すのは、とにかく複雑で難しいのです。

それゆえ、私たちは何らかの「セックスの危機」に直面していると思います。セックスに関する極端な表現が、とても多いのです。

ポルノ業界での暴力の増加、デジタルのみでのコミュニケーション、いまだ残るタブーの数々…。私たちは、性がよりシンプルで誇りを持って語られるべきだと思いました。ましてや「エロ」「大人向け」など偏った分類にする必要もないのです。

ポルノの暴力やデジタル化による「作られたイメージ」は、人々のセックス観に大きな影響を与えます。これらのイメージがネットを通して強く、速く、広く届けられることで、多くの人にとって自分の性に向き合うことが難しく感じるようになっていると思います。

——「作られたイメージ」とは何でしょう?

例えば、AVの中では女性が5秒で簡単にオーガズムに達する様子などが見られます。実際、本当にそうなのかもしれないですけどね! 

ペニスの大きさについてもです。大きいペニスが賞賛されますよね。小さいペニスだって美しいはずなのに、それを否定する見方がメディアではあふれています。

私たちはもっと誰もが親しみやすくてポジティブなセックス観を共有したいのです。それは、「他人を知ること」やジェンダーの平等性につながる重要なテーマだからです。

例えば、セクシュアル・マイノリティが普段、他の人にどんな扱いを受けているかなどを知るためには、このテーマを語ることが大事になります。

カルネボレンテの4人

——「タブー」であるセックスを描いたTシャツを買うのは、どんな人たちなのでしょうか。

セックスをタブーとする時代はもう終わりに近づいていて、次のステップを踏まなければいけない。そう考えている人たちに特に受け入れられていると思います。

毎日着る服でも、こんなメッセージをシンプルに伝えることができる、というところに魅力を感じてもらっているのだと思います。

ーーファッションの世界にあるタブーや表現の不自由はどうやって克服していったらいいのでしょうか。

こんなことは他にも言っている人がいますが、ファッションは経済や流行と強く結びついています。利益を生み出さないのではないかという恐怖から、多くのブランドはオリジナルの商品や革新的なアイディアを産まなくなっていると思います。

ただ、そういう時にこそリスクをとって先駆者になることが重要になってくると私たちは信じています。

◇◇セックスヒーロー Season1 Episode3◇◇

セックス——。

人類が誕生して以来続いてきた大切な行為ですが、話題にすることがタブー視されている面があります。口にするのが「恥ずかしい」という人もいるかもしれません。

そんな状況を変えようと立ち上がった人たちがいます。ある人は情報発信によって、別の人はものづくりを通じて。

Ladies Be Openは、セックスのイメージを変えようと動き出した彼らを「セックスヒーロー」と名付け、そのドラマを紹介していきます。

過去のドラマはこちら↓

Season1 Episode1

「いやらしくない、セックストイを作ってみたい」。一流大出身の女性エンジニアがアダルト業界の常識を変えた

Season1 Episode2

私たちが学ぶべきセックスは、ポルノからじゃない。


ハフポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。
みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp

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Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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