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スーツにスニーカーで通勤はアリ?ナシ? 「スニーカー通勤」の実態に迫る

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 4月からの新生活、スーツやネクタイでの通勤に悪戦苦闘している人も多いのでは。そんな中、いまサラリーマンの通勤スタイルにある変化が訪れている。

「今から(歩いて)会社に行きます。健康のためですね」

「どうなのかな?って思っていたんですけど、フットワークが軽くなったし始めてよかったです」

「(始めたのは)去年の10月頃。歩く速度が早くなったのと、ハイヒールより歩くのが辛くなくなった」

 去年10月にスポーツ庁が発表したのは、「FAN+WALK」という”スニーカー通勤”などを推奨するプロジェクト。通勤にスニーカーを取り入れることで歩数を増加させ、働き盛りの20代から40代の人々に運動不足を解消してもらうことが目的だ。

 これを受けて、百貨店なども通勤用スニーカーの売り場を拡大している。新宿タカシマヤの人気商品は、甲のところが革で底がゴムになっている、カジュアルでもビジネスでも履けるスニーカー。ビジネスシーンでも違和感は少なく、色や材質が工夫されている。

 そんなスニーカー通勤に合わせ、通気性の良い素材を使ったスーツや両手が空くリュックサック型の通勤バッグなども販売されている。高島屋 セールスマネージャーの中村友一さんによると「今まで前面に押し出していた革靴をスニーカーに変えたところ、10%以上の売り上げの伸びを示すことができた」という。

 一方で、「(スーツにスニーカーは)絶対合わない」「ラフな感じになりますよね」「スーツと革靴が日本の風潮というか当たり前となっているので」など、スニーカー通勤に冷ややかな意見も出ている。

 厳しい声も上がる中、伊藤忠商事は去年6月から毎週金曜日を「脱スーツ・デー」に制定し、カジュアルな格好での出勤を推奨している。スーツを脱ぐことで、新鮮で柔軟な発想が生まれやすくなることを期待しているという。

 さらにユニークなのが、車の販売や10分100円で借りられるレンタカー事業などを全国900店舗で展開しているカーベル。社員54人の足元を見てみると、ほとんどの人がスニーカーを利用している。

 社長は「ダイビング・ボディ・プレス」が得意技だという、会社経営とプロレスラーの二足のわらじを履く「カーベル伊藤」こと伊藤一正さん。スニーカー通勤をする社員が多いことについて伊藤社長は「スニーカー購入手当てを金額に応じて出したので、それを機にほとんどの人が買い換えた」と話す。

 去年10月から実施しているスニーカー手当ては、通勤用のスニーカーを買うと会社が金額の一部を負担するというもの。社員には「かなり歩くようになりました。特に、駅のホームからホームへの乗換えやちょっとした階段とか、エスカレーターは使わず歩くようになりました」「6キロ痩せました」との変化が出たように、社員の健康意識の向上が伊藤社長の狙いだ。

 伊藤社長はこれまでも、社員の健康を気にかけ「ボウリング大会」や「野球大会」など様々なイベントを開催してきたが、どれも社員の健康意識の向上にはつながらなかった。しかし、スニーカー通勤は毎日簡単に続けられるということで功を奏した。

 「人が持つスキルよりも最大の企業の武器は人の健康。自分の健康に気を配れる人は人への気配りも増す。社員の健康と会社の業績は間違いなく比例するので、業績は間違いなく後からついてくる」と語る伊藤社長。実際にカーベルの業績は右肩上がりで、昨年度は前年度を上回り、過去最高の売り上げを記録している。

 スニーカー通勤を4年間続けているというForbes JAPAN副編集長の谷本有香氏は「全然体調が違う。肩こりがなくなり、仕事への集中力も高まった。全く疲れない」とメリットを指摘。スポーツ庁は「スポーツによる健康増進は医療費の抑制にもつながり国家財政にも貢献する」としているが、谷本氏は「医療費の抑制も重要だが、健康になることで生産労働人口が増えるのが大きい。65歳で引退しなくてよくなる」と話した。

 2025年には実に4人に1人が75歳以上になるといわれる日本。介護費や医療費は今後ますます増加することが予想される。国民の健康に対する意識そのものを変えることが急務なのかもしれない。

(AbemaTV/『けやきヒルズ サタデー』より)

▶︎放送済み『けやきヒルズ サタデー』の映像は期間限定で無料視聴が可能。

Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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