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「ウーロン茶をください」その一言が、私に生きる勇気を与えた

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とある飲み会。私が別の会社で働いていた4年前の出来事。そこには開始から10分程度で十数人の同僚が集まった。

「ドリンク頼もっか」

「とりあえず、生から」

「何人いるー?1、2、3」

この辺りから、私の心臓はばくばくしてくる。

「すいません!生を17杯ください!」

やっぱり言われてしまった。

私はお酒が飲めない。アレルギーのように気持ちが悪くなってしまうのだ。ほろ酔いを3口飲んでふらふら、時々頭痛もするし、ひどいと貧血になる。

だから、生は飲みたくない。それは、今でも変わらない。でも、この17人の飲み会は会社の先輩も出席しているから、もたもたしていられなかった。いかに早くドリンクを並べて、スムーズに開始するかが勝負になる。

それでも私は、生が欲しくなかった。できればジンジャーエールか、ウーロン茶が欲しい。それは、わがままなのだろうか。

心の中で、雰囲気を壊したくない自分と欲しいものを飲みたい自分が戦っている。

社会人1年目。もしかしたら、自分の意見を言う立場でもないかもしれない。

それでも、私は恐る恐る伝えた。

「す、すいません!ウーロン茶をください!」

みんながこっちを一斉に見る。

「井土は、本当に空気読めねーなー!」同期が冗談っぽく、静まり返った冷たい空気を切った。みんながちょっと笑った。

なぜだか、それが居心地良かった。

そのあとの飲み会も、私は一人だけ茶色のドリンクを片手に、何事もなかったかのように笑った。適度にボケて、適度にツッコんだ。ドリンクが何色か誰も気にしなかった。

大丈夫じゃん。ウーロン茶飲んでも、会話はできる。

そこで、出した勇気を私は今も大切に胸にしまっている。そして、そのときに本当に飲みたいものを今も注文し続けている。

あのとき、自分を裏切らなかったから飲み会は楽しかった。人生にはそんな判断を強いられるときがいくつもある。やりたくないことをやらされる場面がいくつもある。

それに「No」ということの大切さは、ウーロン茶から学んだ。

Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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