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米朝首脳会談は実現しない可能性もある…?各国が持つ「思惑」とは

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1日夜、韓国の国民的人気歌手、チョー・ヨンピルさんやK-POPグループのレッドベルベットが平壌で熱唱、 金正恩委員長も拍手喝采に手を振って応えた。翌日付の「労働新聞」は金委員長と韓国の芸術団メンバーの集合写真を1面に大きく掲載。金委員長が出演者と握手をしながら「胸がいっぱいになり、感動を禁じ得なかった」「秋にはソウルで北朝鮮芸術団の公演を実現させたい」と話したと報じている。レッドベルベットのアイリーンさんも「北朝鮮の皆さんはたくさんの声援と拍手を送ってくれた。感動した」と話した。

 しかし、この公演が2時間遅れで始まったことから、金委員長が予定を1日前倒ししたとの見方もある。朝鮮半島情勢に詳しい『週刊現代』の近藤大介編集次長は「北朝鮮はいまだにトランプ政権を信用しておらず、米韓合同軍事演習の延長で平壌を爆撃するのではと疑っている。しかし、チョー・ヨンピルさんたちが公演しているところを空爆するはずはないので、別の日に見る予定だったのをわざわざ演習日に合わせた。南北首脳会談が決まっていれば、そこまでは空爆はないという保証になる。すべてそうなっている」と話す。

 実際、公演の裏では平昌オリンピックのために延期されていた米韓合同軍事演習がスタートしていた。韓国国防省は「規模は例年と同じ水準」だとしているが、アメリカ軍の原子力空母や戦略爆撃機は参加しない見通しで、例年、合同軍事演習を激しく非難する北朝鮮も反応を見せていない。まさにアメリカ、韓国、北朝鮮がそれぞれ配慮し合う姿勢が見てとれる。

今回の公演は韓国政府が文化交流の下地作りのために費用も負担したという。「文在寅政権はとにかく北朝鮮との交流を深めて南北首脳会談を成功させて、できれば統一を早めたい。文在寅大統領の秘書が63人いるが、そのうちの22人は金日成思想に染まって捕まった過去がある人物たち。先週末、文政権に近い人たちに会ったが、本当に”北朝鮮に近い”と感じた。そもそも発想が敵ではなく同胞だという左派の人たちだ」(近藤氏)。

 一方で、労働新聞は「韓国の音楽は人々を堕落させる」とも論評、公演の模様を報じた国内向けのニュースでは歌唱部分の音が差し替えられ、アナウンサーのナレーションを被せられていた。「韓国にあこがれてしまうのを防ぐため、K-POPや韓流ドラマを鑑賞すると処罰されることもあるくらい厳しく統制している。それでも韓国から歌手を呼んで公演をして、世界、特にトランプ政権にアピールしたい。でも、それを国民に見られると困る。そこに矛盾がある」(近藤氏)。

■日本を外したい中国、日本を絡めたい北朝鮮

 そんな北朝鮮が後ろ盾として頼りにする中国にも動きがあったようだ。共同通信はワシントン発の情報として、習主席が3月9日のトランプ大統領との電話会談で、朝鮮戦争の当事国であるアメリカ、中国、韓国、北朝鮮の4か国で平和条約の締結を含む”新たな安全保障の枠組み”の構築を提唱したという。そこに6か国協議の参加国であるロシア、日本の名前は無く、トランプ大統領も明確な賛否を示さなかったとされている。

 「中国としてはなんとか戦争を避けたい。アメリカがイラク戦争を始めたとき、次は北朝鮮なんじゃないかと思った中国は焦り、会議を作ればその間は攻撃されないだろうと考えて、6か国協議を立ち上げた。2期目に入った習近平政権も、”今が自分の政権の始まりだ”という意識が強く、ここで何か新しいことをやりたいと思っている。そこでこの枠組を思い立った可能性はある。アメリカとしてはロシアを入れたくないし、アジアでナンバーワンになりたい習近平政権としては日本を入れたくない。そこで4か国にしたのだろう」(近藤氏)。

 しかし北朝鮮は2020年の東京五輪に参加する意思を示したとの報道もあるように、日本にも歩み寄りの姿勢を見せ始めている。

「北朝鮮を巡る今の国際関係の中で日本が取り残されてしまっているが、経済援助を狙う北朝鮮としては日本を入れたい。2002年の日朝平壌宣言で、国交正常化したら経済援助をすると約束している。1965年に日韓が国交正常化した際、日本は無償で3億ドル、有償で2億ドルの合計5億ドル、今の価値に換算すると約1兆円を経済協力という形で出している。そこから韓国の経済成長も始まった」。

■米朝首脳会談が実現しない可能性も

 安倍総理は2日、17日からの訪米について「トランプ大統領と、北朝鮮問題をはじめとする日米の関心事項について2日間にわたりじっくり日米首脳会談を行いたいと考えている」と話し、北朝鮮の核・ミサイル開発について議論をする他、拉致問題解決に向けて、米朝首脳会談で取り上げるようトランプ大統領に直接要請する方針だ。

しかし近藤氏は米朝首脳会談について「やらないのではないかと思う」と話す。「やるメリットが北朝鮮にとって少ない。ロシアは元々味方だし、韓国も味方になった。そして中国を味方につけたので、経済的な援助も入ってくる。あとはアメリカが攻撃さえしてこなければこのままでいいからだ」。

また、「拉致問題を安倍総理は最重要課題にあげているが、北朝鮮に近づかない限り拉致問題は解決しない。アメリカを頼ったから解決するものではないと思う。アメリカ人も3人が拉致(拘束)されている。これを先に返せという話になるだろうし、北朝鮮も返そうとしている。ところが日本人についてはそういうことを考えていない。あくまでも日本は北朝鮮と直接、2か国でやった方がいいと思う。北朝鮮はトランプ政権とうまくいくとは思えないので、日本を向いてくるはずだ。その時にこちらは色々な条件を出し、拉致問題を解決すべき。直接交渉で生存者を返してもらう方向に持っていくべきだと思う」と訴えた。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

▶放送済み『AbemaPrime』の映像は期間限定で無料視聴が可能。

Source: ハフィントンポスト

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genki

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 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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