1. TOP
  2. 未分類
  3. 困難が待ち受けていたとしても、浜田ブリトニーが "シングルマザー" を選んだ理由とは?

困難が待ち受けていたとしても、浜田ブリトニーが "シングルマザー" を選んだ理由とは?

未分類
この記事は約 5 分で読めます。 37 Views

今週、妊娠を突然発表した漫画家・タレントの浜田ブリトニー。さらに世間を驚かせたのは「シングルマザーで出産する」ということだった。

 2006年にデビューし、家を持たない”現役ホームレス漫画家”として、渋谷のギャルをリアルな目線で描いた『パギャル!』がヒット。一時は芸能界から退いたものの、2012年には漫画の制作やタレント事業などを行う株式会社PIECE EIGHTを立ち上げ、現在は社長としても活躍している。

■同じ悩みを持っている人たちに発信していきたい

 昨年、患っていた「子宮頚部高度異形成」という病気が完治したことから、子どもが欲しいと思うようになったという浜田。

「当時お付き合いしていた彼氏がいて、同棲もしていた。結婚するという話になって、そのまま子どもを作ろうとした。妊娠してから彼と話し合って結婚の価値観が違うかなと思って、一旦離れ離れになった。これから先、お互い”責任感がない”と言われることもあると思うが、話し合った上でのこと。準備期間も必要だし、産まれてから上手く行かなかったでは大変。子どもは敏感なので、親のメンタルが崩れるのも良くない。だから早めに決断した方がいいと思った。安定期に入り、やっとみんなにも言えるということで気持ちも楽になり、今はすごくハッピー。正直、もっと冷たく当たられると思っていたが、発表後、同じ境遇の人からたくさんの応援メッセージをもらった。言えないだけでたくさんいるんじゃないかな」。

仕事と育児の両立や貧困の問題など、シングルマザーには数多くの困難が待ち受けており、社会問題化している。そんな中、あえてシングルマザーという道を選んだのはなぜなのか。

 「正直、超不安。やっぱり結婚した方がいいかな、お金は大丈夫かな、仕事は大丈夫かなと。父親がいることは大事だと思うし、世間的には”それはどうなの?”っていう意見もあると思うが、それでもシングルマザーや未婚の方でもしっかり育てられる見本になれればと思った。この子を幸せにするためには、仕事もプライベートもしっかりして、何を言われても大丈夫な自分を作っていかないと行けない。漫画家・イラストレーターは子どもの傍で仕事ができるので、今回の決断や子育てについて、同じ悩みを持っている人たちに発信していきたい」。

■シングルマザーに厳しい日本社会

 日本の全世帯数(5747万世帯)のうち、母子世帯の数は123.2万世帯と、父子世帯数(18.7万世帯)に比べ、シングルマザーの率は遥かに高い。母子家庭になった理由としてもっとも多かったのが「離婚」(79.5%)で、「未婚の母」(8.7%)、「死別」(8.0%)と続く。

 自身もシングルマザーで、3度の離婚経験を持つ家庭問題カウンセラーの新川てるえ氏は「私の場合、”妊娠している以上、別れてはいけない”という思いがあったが、シングルマザーになるという選択肢もありだと思う」と、浜田の決断を支持。「今は”共同養育”の考え方もあるし、別れた後にお父さんがしっかり養育費を払って面会交流をし、一緒に育てているケースもある。お父さんがいなくてかわいそうだとは一概には言えない」。

その上で新川氏は「日本はシングルマザーには非常に厳しい社会。正規雇用率も4割にも満たないので、平均年収も低い。そういった中で本当に頑張っている人が多い。また、離婚率も増えているが再婚率も増えていて、恋愛に前向きなシングルマザーも多い。ただ、新たに家族になったステップファミリーにはトラブルも起こりうるので、”再婚できてよかったね”ではなく、その先の問題にも気をつけなければいけない」と指摘した。

■情報を取りに行くことが重要

社会問題を伝えるメディア「リディラバジャーナル」の安部敏樹氏は、制度面に残る課題を指摘する。「寡婦控除という制度があるが、これは離婚・死別した女性へのサポートが厚く、今回のように未婚のままお母さんになった場合は不利になってしまう。結婚を経ていないシングルマザーもしっかり支援を受けられる形にしていかなければいけないし、さらに家族の形も多様化する中、ひとり親家庭だって変じゃないよね、という意識で社会がサポートしていくことが少子化対策の観点でも必要だ」。

「東洋経済オンライン」の山田俊浩編集長は「貧困女性のルポを連載しているが、えっと驚くような、それフィクションじゃないのと思うような事が起こる背景には、そもそも制度を知らなかった、というケースが多い。なんとか世間と繋がって物事を知っていれば解決するような問題もある」と話す。

新川氏も「私も無利子で借りられる就学援助の存在を知り、子どもを大学に行かせることができた。行政が教えてくれない様々な支援がある。ネットワークがあったり相談できる人がいたりすれば、ここまでは追い詰められなかっただろうという事件もある」と話した。

「もしきっかけがあれば結婚してもいいと思うが、”こういった生き方もあるよ”ということを示して、未婚であっても暮らしやすい、明るい世の中を作っていけたらいいと思う」と話す浜田。彼女の問いかけによって、社会が少しずつ変わっていくのかもしれない。(AbemaTV/『AbemaPrime』より)

▶『AbemaPrime』は月~金、21時から放送中!

(2018年2月23日AbemaTIMES『「シングルマザーや未婚でも子育てできるという見本になりたい」浜田ブリトニーと考える”ひとり親支援”』より転載)

​​​​​​​

家族のかたち」という言葉を聞いて、あなたの頭にを浮かぶのはどんな景色ですか?

お父さんとお母さん? きょうだい? シングルぺアレント? 同性のパートナー? それとも、ペット?

人生の数だけ家族のかたちがあります。ハフポスト日本版ライフスタイルの「家族のかたち」は、そんな現代のさまざまな家族について語る場所です。

あなたの「家族のかたち」を、ストーリーや写真で伝えてください。 #家族のかたち#家族のこと教えて も用意しました。family@huffingtonpost.jp もお待ちしています。こちらから投稿を募集しています。


Source: ハフィントンポスト

\ SNSでシェアしよう! /

ワークシフト 日本働き方改革推進本部の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

ワークシフト 日本働き方改革推進本部の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 《名人戦》佐藤天彦名人が3連覇、羽生竜王が敗れる。第6局はまさに死闘だった

  • ソフトバンクと新生銀行の「副業解禁」はうまくいってる? 誰でもできる「副業」を考える時間【イベント】

  • 名人戦第6局は「魔界」のような難解局面。羽生善治竜王は負けられない大一番

  • ドウェイン・ジョンソン、『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』続編が「正式に進行中」と発表! 

関連記事

  • 「どうしたら、情報を効率よく処理出来ますか」

  • UberとLyft、サンフランシスコでの電動キックスクーターシェアリング事業を申請

  • 「海の見える駅」北浜駅が地の果てすぎる。冬目前のオホーツク海を眺めたら…

  • いまだ「同性愛=死刑」の国も…偏見を無くすため、私たちができること

  • 乳がんで胸を失った。私を見て欲しい

  • HAKUTO参加の月面探査コンテストは、誰も到達せず時間切れ(Google Lunar Xprize)