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フランスの有名アパレル店の店先にズタズタの服が。なぜ?

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冬の大寒波が猛威をふるう、2月初旬のフランス。首都のパリでは、大雪で公共交通機関が乱れるなど、今後も各地で厳しい寒さが予想されている。

そんな中、2月4日、西部の都市・ルーアンに住むひとりの女性が、Facebook上にショッキングな写真を投稿した。

写真では、フランスの有名メンズアパレルチェーン店「Celio(セリオ)」の店先で、ズタボロになったたくさんの衣服が鉄格子にかけられている。

この「インスタレーション」の仕掛け人、ナタリー・ボーヴァルさんはこう綴る。

「Celioは売れなくなった洋服を廃棄している。ご丁寧にも1枚1枚をビリビリに破いて…。ひょっとすると『非常な困窮状態にある人』がこのブティックの贅沢なゴミ箱を、活用することがあるかもしれないのに」

ボーヴァルさんはこの大胆な試みを行った経緯を、こう説明する。ルーアンの中心地にあるCelio社のゴミ箱で、パーカーやセーター、ズボンを見つけた。しかもこうした事態はこれが初めてではなかった。

「前回は大時計台通りだった。『Courir(クリール)』(スポーツ靴専門チェーン店)が、カッターで丁寧に1足1足をズタボロにして、廃棄していた。30m離れたところには、路上で眠る人たちがたくさんいます」

ボーヴァルさんの怒りの投稿は1万5000回以上シェアされ、賛否両論を巻き起こしている。

「こうした店には吐き気がする。私たちの世界は、いったいどこまで無知になれるの?必要としている人に与える代わりに、捨ててしまう。そういうことを普通だと思わなきゃいけないの?略奪しといてゴミ箱に捨てる。地球の資源の無駄遣いもいいところだ」

ボーヴァルさんはこう続け、「無駄にノーを、寄付にイエスを」という信念を広めるべく、投稿の拡散を呼びかけている。

現地メディア「France Bleu Normandie」がCelio社の本部に問い合わせたところ、最初はコメントを差し控えるとのことだったが、のちにこう明らかにした。

それによると水害が起こり、大量の洋服が汚れてしまった。万が一の健康被害を防ぐためにも、破って廃棄したとのことだった。

Celio社はとうとう2月5日、Twitter上で、ホームレスの人たちから故意に着るものを奪おうとしたわけではないと、弁解のコメントを発表するに至った。

「廃棄品になるのは、穴や裂け目、消せない大きな染みがあったりする、完全に着られなくなった商品だけです。Celioは自然寄付団体(ADN)に製品を定期的に寄付することで、その活動を支援しています。ADNは国内の750を超える団体にそうした製品を再配布しています」

「France Bleu Normandie」が、付近のホームレスの人々に行ったインタビューによれば、彼らがゴミ箱からボロボロの衣服を見つける経験は、これが初めてではなかったことがわかる。取材を受けた男性のひとりは、こう答えている。

「俺はけっこうフランスをあっちこっちしてるけど、リールの街にもビリビリになった、コートやらジーンズやらがあったな」

ハフポスト・フランス版より翻訳・加筆しました。


Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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