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「いやらしくない、セックストイを作ってみたい」。一流大出身の女性エンジニアがアダルト業界の常識を変えた

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セックス——。

人類が誕生して以来続いてきた大切な行為ですが、話題にすることがタブー視されている面があります。口にするのが「恥ずかしい」という人もいるかもしれません。

そんな状況を変えようと立ち上がった人たちがいます。ある人は情報発信によって、別の人はものづくりを通じて。

Ladies Be Openは、セックスのイメージを変えようと動き出した彼らを「セックスヒーロー」と名付け、そのドラマを紹介していきます。まずは、電気シェーバーなどの家電と同じように、使いやすさやデザインにこだわった「セックストイ(アダルトグッズ)」を開発したアメリカ人女性の物語から。

◇◇セックスヒーロー Seoson1 Episode1◇◇

女性によるカップルのためのセックストイが2015年、アメリカで生まれた。「エヴァ」と名付けられたその製品はアダルトグッズ特有の「いやらしさ」のないデザインと価格に見合った高い品質が従来と大きく違っていた。

初期のエヴァから改善されたエヴァⅡ

「生みの親」はジャネット・リーバーマンさん。マサチューセッツ工科大で機械工学を学び、卒業後は3Dプリンターのデザインなどをしていた。そんな彼女がなぜセックストイを作ることになったのか。きっかけは、彼氏の誕生日に贈ったプレゼントだった。

当時付き合っていた彼に高級なセックストイを買いました。2人で使えるように、別にリモコンが付いていました。その当時私も彼もどちらも商品デザインを仕事にしていたにもかかわらず、それを動かすことができませんでした。

そもそもセックストイの商品設計に問題があったのです。それからも買い続けた私のベッドの引き出しは、いつしかセックストイの墓場になっていました。それでも、商品を返そうとは思いませんでした。

その商品に対する無意識の『恥』の感情があったからこそ、他の家電製品と同じような質を求めていなかったのです。自分さえ気付きもしなかったような『恥』の感情によって、当時のセックストイ企業は良い製品を作るために時間やお金をかけなくなっていたのです。

そこで彼女は意を決し、自らセックストイをつくる会社を設立した。もちろん、彼女にとってセックストイを作るなんて初めてだったが、消費者目線のデザインやユーザーインターフェース(使い勝手)のあり方、品質などについて大学で長年研究してきた知識が役立った。

コンビを組んだアレクサンドラ・ファインさんの役割も大きかった。彼女は心理学を学んでおり、商品のブランディングに長けていた。

セックストイ企業を始めたアレクサンドラ・ファインさんとジャネット・リーバーマンさん

そうやって生み出されたエヴァは大ヒットする。

クリトリスに直接つけることで、女性にピンポイントに気持ちよさを与えるバイブレーターは、カップルでも使えるようにハンズフリーにした。製造だけでなく、販売戦略やマーケティングにも力を入れた。一般の家電では当たり前のことだが、質の低い商品が多かったこの業界では画期的なことだった。

新商品「エヴァⅡ」と初期の「エヴァ」

エヴァが爆発的ヒットを飛ばしたそもそもの理由は、「快楽のジェンダー格差」にあると、リーバーマンさんは考えている。

男女カップルの間では、「快楽のジェンダー格差」が生じています。女性は男性よりも4倍、過去のセックスに満足できなかったと言います。オーガズムに達したことのある女性は男性の1/2でした。この格差を解消させるために、バイブレーターは使われます。

そもそもなぜそのような格差が生じるかというと、「挿入で女性は必ず気持ちよくなる」と誤解されているからです。ペニスは女性に快感を与えるためだけに存在しているわけではありません。主に4つの役割(受精、排尿、自分の快感、女性への快感)を果たしていて、セックス時の挿入はその1つに過ぎません。その一方で、クリトリスは快感を味わうためだけに存在するといわれています。

直接刺激をあたえられる質の高いバイブレーターが求められていました。

日本でセックストイはまだまだ一般的ではない。それは業界が悪用したように、消費者側にそれを使うこと自体に恥ずかしさや後ろめたさがあるからだ。セックストイとどう向き合ったらいいのか。リーバーマンさんはこう話す。

セックストイは、男性の代わりではありません。バイブレーターは、男性がセックスで行う行為とは全く違う効果を発揮します。ステーキが好きだからといって、私たちは毎日ステーキを食べるわけではありません。多様性も人生の楽しみの一つです。バイブレーションはセックスに違う「味(楽しみ)」をもたらすだけです。

挿入の際、女性はクリトリスの快感をあまり味わうことができません。しかし、クリトリスこそが女性の快感を得るための鍵なのです。それを男性も女性も理解することが、セックストイへの一歩だと思っています。

ジャネット・リーバーマンさんも登壇予定のカンファレンスMASHING UPを2月に開催します。

MASHING UPは、女性が強くしなやかに活躍できる社会を創出するビジネスカンファレンスです。全ての参加者が新しいインスピレーションを得て、次の一歩を踏み出し、ビジネスや働き方に役立つ化学反応を促します。

Women’s Empowerment Global Conference 「MASHING UP」

  • 日時:2018年2月22日(木) 〜 2月23日(金)
  • 会場:TRUNK(HOTEL)東京都渋谷区神宮前5-31
  • 主催:株式会社メディアジーン
  • 詳細、チケット購入はこちらまで。​​​​​​​


ハフポストでは、「女性のカラダについてもっとオープンに話せる社会になって欲しい」という思いから、『Ladies Be Open』を立ち上げました。
女性のカラダはデリケートで、一人ひとりがみんな違う。だからこそ、その声を形にしたい。そして、みんなが話しやすい空気や会話できる場所を創っていきたいと思っています。
みなさんの「女性のカラダ」に関する体験や思いを聞かせてください。 ハッシュタグ #ladiesbeopen も用意しました。 メールもお待ちしています。⇒ladiesbeopen@huffingtonpost.jp


Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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