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「普通に考えてド☆違法だよ」 タダ読みサイトに漫画家が声を上げた理由とは?

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「悪いことを悪いと教えずに、見られないよう知られないよう濁してやり過ごすことの何が教育だ」

商業漫画を無断で掲載し、タダ読みできるようにしたサイトが横行している問題について、現役漫画家の久世岳さんが声を上げた。

自身が連載している漫画のキャラクター「うらみちお兄さん」を用いて、タダ読みサイトが「野放し」になっている出版業界の現状を指摘したツイートを1月4日に投稿したところ、7日12時時点で14万3000件以上の「いいね」と11万5000件以上のリツイートを集めた。

「出版不況の時代だからこそ野放しにし続けてはいけない問題」と綴った久世さん。タダ読みサイトの存在が知られてしまうことによって余計に利用者が増えてしまうのではという懸念から、具体的な対策を講じられてこなかった現実に警鐘を鳴らした。

https://platform.twitter.com/widgets.js

久世岳さん提供

久世岳さん提供

久世岳さん提供

久世岳さん提供

●タダ読みサイトが横行

無料で漫画や書籍を公開し、閲覧数に応じて広告収益などを得ているタダ読みサイトは、あとをたたない。

著作権法違反事件として逮捕者も出ており、集英社や講談社、小学館など出版大手各社は「絶対に看過することはできない」としている

久世さんのツイートに、出版社からも共感する声が出ている。

小学館「&フラワー」編集部の公式アカウントは「正直、明らかに売り上げに影響出ています。このままだと違法サイトのせいで、漫画が世の中から無くなります…。」と危機感を示した

ハフポスト日本版は、投稿を通じて伝えたかったことについて、久世さんにTwitterで取材した。

——なぜ今、タダ読みサイトへの注意喚起を促すツイートをしたのですか。

タイミングは今がベストかと言うとそうでもないのかもしれません。

もっと早くても良かったかなと思います。

この問題については以前から認識していましたが、個人でどうこうできる問題でもなく作家は著作権を侵害されながらも現状泣き寝入りするしかないともわかっておりました。

ですが、ごく当たり前にネット上の簡単に目に付く位置に違法サイトのリンクが用意されていることで、違法サイトだと知らずに利用している方も日に日に増えているように感じていました。

漫画の中でも書いていますが、悪いことは悪いのだと、また何故悪いのかということをわかりやすく伝えたかったというのが大きいです。

微力ながら、ツイートをご覧頂くそれぞれの方のモラルの面に語りかけることで問題提起ができれば…という気持ちでした。

——漫画の読者に1番伝えたいことは何ですか。

毎月たくさんの本が発刊されていますが、そのほとんどが正規のサイト(出版社の公式WEBサイト、電子書籍販売サイト等)でお試し読みできるようになっています。

全国の書店さんにも全ての作品ではありませんがお試し読み冊子が用意されています。

違法サイトではなくそれらを利用して頂いて、気に入った作品が見つかった場合だけでいいので単行本をご購入して頂けることが作家としては一番嬉しいことだと思います。

漫画をスムーズにご覧頂けるシステムがまだまだ皆様の需要に追いついていない面もあり、もどかしい部分や使いづらい部分も多々あるかとは思いますが、どうかご理解頂けますと幸いです。

——出版業界側に何かできることはあるのでしょうか。

以前、出版社の方へも問い合わせをしたのですが、それぞれの出版社の方でももちろん違法サイトの存在は把握した上で対処しようと動いてはいるそうです。

このような違法サイトは以前にもありましたし、それを消してもまた現れて…というように長らくイタチごっこのような状態が続いていることもあり、完全なる撲滅は今のところ出版社や作家だけの力では難しいのかもしれません。

かと言って直接大きな被害を受けている出版社や作家が何もしないのでは野放し状態が続くだけなので、少しずつでもそれぞれが声を上げていくように意識を持つことが現状大事なのかなと思います。

 *   *

出版科学研究所の発表によると、2017年度の漫画単行本の売り上げは、前年比約12%減と、かつてないほどの落ち込みを見せた。出版不況は深刻さを増している。

読者が漫画を読む場所が、本からスマホに移っているという状況は変えようがない。久世さんの投稿に対しては、「容易に複製できるコンテンツの利用料を徴収するビジネスモデルではこの先通用しないと思う」「(違法サイトの利用者は)罪悪感も違法性も持っていないでしょう。こういう利用者の意識が厄介なところです」などのコメントもついた。

タダ読みサイトを通じて漫画を楽しむ読者がいるのは事実だが、その現状が続くとクリエイターである漫画家が生活できなくなってしまう。どこで「歯止め」をかけるかが問われている。

Source: ハフィントンポスト

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著者紹介 著者一覧

genki

genki

 小学校元教諭。6年間、教壇に立つが日々追われる実務、長引く会議、閉塞的な職場に、次第に心が疲弊していく。やがてブラックな職場で自殺願望すら生まれ、このままでは死ぬ前に後悔する人生になってしまうと思い退職を決意。小学校の先生を辞め、自力で稼ぐと決断する。
 そして、幸運な事にビジネスの権威と出会う機会に恵まれ、直接指導を受ける機会を得る。この決断がたった1つの奇跡的な出会いを引き寄せ、その後は師に教わったビジネスノウハウをひたすら実行し続け会社の発展に至る。
 会社設立から3年後、デンマークで最高峰の働き方が実施されている企業を現地視察。管理職、社員が共に幸せになれる8つのエッセンスを欧州より持ち帰り、自身の会社を通して日本中に広めようと奮闘中。
 埼玉県さいたま市出身。既婚。早く子供が欲しく妊活真っ最中の1983年5月生まれ。趣味は空手、柔術、ウクレレ、食べること、バターコーヒー。好きな言葉は下座達観。

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